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「釈然」の意味と使い方や例文!「釈然としない」とは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
釈然

【読み方】
しゃくぜん

【意味】
①心のうちとけるさま。
②疑いや恨みのとけるさま。

【語源・由来】
「釈」は「理解する。」「然」は状態を表す形容詞のあとに添える語。

【類義語】
瞭然、晴れ晴れ、判然、すっきり、清清

「釈然としない」とは?

釈然」は主に「釈然としない」という形で用いられます。

釈然としない」は「疑いや恨みなどが晴れずすっきりしないさま」をいいます。

【例文】

  1. 偶然と言われればそんな気もするが、釈然としない。
  2. 釈然としない思いに胸がもやもやした。

という風に用いられます。

釈然(しゃくぜん)の使い方

ともこ
健太くん。校則撤廃運動は順調なの?
健太
校長先生の説明で、校則がなぜ必要なのか合点がいった気もするけれども釈然としないいんだ。
ともこ
釈然とするまで校長先生と話せばいいじゃないの。
健太
忙しいことを理由に時間をとってくれないんだよね。

釈然(しゃくぜん)の例文

  1. 健太くんの弁明では釈然としない。
  2. 釈然とした気分になって再び語り始めた。
  3. その解釈に釈然としないものを感じる。
  4. 釈然としないようだったが、追及する様子はなかった。
  5. 部下の報告に釈然としきれなかった。