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「市井」の意味と使い方や例文!「市井の人」とは?(類義語)

【二字熟語】
市井

【読み方】
しせい

【意味】
人が多く集まり住む所。まち。ちまた。

【語源・由来】
古く、中国で、井戸のある所に人が多く集まり、市が立ったところから。

【類義語】
巷、町

市井(しせい)の使い方

健太
この番組は、市井の人にスポットライトを当てているからおもしろいよね。
ともこ
一つのことに打ち込んで生きている市井の人の姿をうまくクローズアップしているわよね。
健太
身近にこんなすごい人がいるんだなって毎回驚かされるよ。
ともこ
いつか健太くんにも取材依頼が来ると良いわね。

市井(しせい)の例文

  1. 健太くんは市井のうわさ話に詳しい。
  2. ともこちゃんは、正体を隠して市井を探っている。
  3. 市井の情報に通じている人の話を聞きたい。
  4. ともこちゃんのような才能のある人を市井に潜没させておくのはもったいない。
  5. プリンセスは、市井に飛び込むことを喜びとしていた。

「市井の人」とは?

市井」を用いた「市井の人(しせいのひと)」という表現があります。

市井の人」は、市中に住む庶民をいいます。

」を省略して「市井人」と表現する場合もあります。

市井の人」は、「一般大衆」「一般庶民」などを意味し、多く小説などで使われます。

【例文】

  1. その小説は、市井の人の日常生活を面白おかしく書いてある。
  2. 元アイドルながら、晩年は市井の人に徹した。
  3. 皇族は、市井の人とは違うのだ。
  4. その写真家は、風景や有名人ではなく、市井の人を撮ることが多かった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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