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「所行」の意味と使い方や例文!「所業」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
所行

「所業」とも書く。

【読み方】
しょぎょう

【意味】
行い。しわざ。多く、好ましくないことにいう。

【語源・由来】
「所」は、動作・行為を表す語に冠して「…するところ」「…するもの」の意を示す。
「行」は「おこなう。ふるまう。おこなわれる。おこない。やる。」

【類義語】
所為、仕業

所行(しょぎょう)の使い方

健太
戦争を体験したおじいちゃんは、戦争中、悪魔のような所行の数々を目撃したって。
ともこ
人間の心を捨てないとやってられないんでしょうね。
健太
敵の兵隊にも家族がいるって考えたら、自分が殺されることになり、自分の家族が悲しむよね。
ともこ
人間が悪魔にならざるを得ない戦争なんてやめればいいのよ。

所行(しょぎょう)の例文

  1. 山にごみを捨てていく、不心得の所行はあとを絶たない。
  2. 人の仮面をかぶった鬼畜の所行だ。
  3. 君がやっていることは、恩を仇で返す所行だよ。
  4. 健太くんがそのようなふらちな所行に及んだ理由を聞かせてもらおうか。
  5. 世が世なら、切腹を命じられても文句をいえない所行だ。

「所行」と「所業」の違いは?

所行」は「所業」とも書きます。

所業」の「」は、「しわざ。行い。」という意味です。

所行」の「」も同じ意味で使われるので、「所行」も「所業」も、同じ意味です。