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「至急」の意味と使い方や例文!メールでは失礼?「早急」との違い!(類義語・対義語)

【二字熟語】
至急

【読み方】
しきゅう

【意味】
非常に急ぐこと。大急ぎ。

【語源・由来】
「至」は「この上ない。いたって。」
「急」は「いそぐ。せく。進みかたがはやい。」

【類義語】
早急、大急ぎ

【対義語】
不急

至急(しきゅう)の使い方

健太
ともこちゃん、探してたんだよ。
ともこ
至急の用件なら携帯電話に連絡をくれればいいのに。
健太
倦怠電話の電源が入っていないじゃないか。
ともこ
うっかりしてたわ。ごめんなさい。

至急(しきゅう)の例文

  1. 至急おいでを乞う。
  2. 至急を要する。
  3. 至急帰ってくるようにとメールした。
  4. 明日の新幹線のチケットを至急手配してほしい。
  5. 至急健太くんに電話してほしい。

メールでは失礼?「早急」との違い!

至急」に似ている語に「早急(さっきゅう)」があります。

早急」は、非常に急ぐこと。また、そのさま。至急。そうきゅう。

という意味です。

至急」と「早急」は、ともに、非常に急ぐさまをいう語です。

ビジネスに関するメールで急ぎの用件を相手に伝える際に、「至急」がよく使われます。

至急返事を下さい。」というと、相手に対する配慮が欠けているニュアンスを与え失礼になります。

しかし、「至急」を「早急」に置き換え「早急に返事を下さい。」にすると、「至急」とは違い、ぐっと丁寧なニュアンスになります。

さらに、「忙しいところ大変恐縮ですが、早急に返事をいただけますでしょうか。」という言い方にすると、尚、丁寧で配慮が感じられます。