姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「私怨」の意味と使い方や例文!「怨念」「遺恨」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
私怨

【読み方】
しえん

【意味】
個人的なうらみ。

【語源・由来】
「私」は「公でない、個人の立場。自分一身に関すること。わたくし。」
「怨」は「うらむ。うらみ。あだ。かたき。」

【類義語】
遺恨、怨恨、宿怨、憎悪、怨念

【対義語】
慈愛、崇敬、恩

私怨(しえん)の使い方

ともこ
健太くん。まだ彼に私怨を抱いているの?
健太
彼女をとられた恨みを晴らすまでは許さないよ。
ともこ
新しい恋に落ちたら、そんな私怨、すぐに忘れるわよ。
健太
そんなもんかな。

私怨(しえん)の例文

  1. 健太くんに私怨を抱いている。
  2. あの会社に私怨を抱くものの仕業です。
  3. ともこちゃんの出世に私怨を抱く。
  4. 私怨を晴らした。
  5. 政府の人間に私怨を抱く。

「私怨」と「怨念」「遺恨」の違いは?

私怨」に似ている語に「怨念(おんねん)」「遺恨(いこん)」があります。

「私怨」と「怨念」の違いは?

怨念」は、「うらみのおもい。遺恨。」という意味です。

私怨」は、一個人のうらみをいいますが、「怨念」は、誰のものか特定されていないうらみをいいます。

「私怨」と「遺恨」の違いは?

遺恨」は、「いつまでも恨みを残すこと。また、その恨み。忘れがたい恨み。」という意味です。

私怨」は、一個人の恨みをいいますが、「遺恨」は、誰のものか特定されていないうらみをいいます。また、「遺恨」は、いつまでも忘れがたいという意味を含むため、うらむ度合いが強いです。

【スポンサーリンク】