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「贖罪」の意味と使い方や例文!「罪滅ぼし」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
贖罪

【読み方】
しょくざい

【意味】
①善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行動によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。罪滅ぼし。
②キリスト教用語。神の子キリストが十字架にかかって犠牲の死を遂げることによって、人類の罪を償い、救いをもたらしたという教義。キリスト教とその教義の中心。罪のあがない。

【語源・由来】
「贖」は「刑罰を免れるため金品を差し出す。あがなう。」
「罪」は「つみする。刑罰を加える。」

【類義語】
罪滅ぼし

贖罪(しょくざい)の使い方

ともこ
何で最近、私の家の前の掃除をしているの?
健太
贖罪のつもりなんだ。
ともこ
野球ボールでうちの窓ガラスを割ったのは健太くんだったのね。
健太
そうなんだ。謝罪が遅れてごめんなさい。

贖罪(しょくざい)の例文

  1. ともこちゃんへの贖罪の念でいっぱいです。
  2. 贖罪のために、健太くんはいろんな福祉団体にお金を寄付しています。
  3. 死ぬまで贖罪の念を捨てきれないだろう。
  4. 贖罪をして心が軽くなった。
  5. これを建てたのは、彼なりの贖罪だったのだろう。

「贖罪」と「罪滅ぼし」の違いは?

贖罪」に似ている語に「罪滅ぼし(つみほろぼし)」があります。

罪滅ぼし」は、善行をして過去の罪のつぐないをすることという意味です。

贖罪」と「罪滅ぼし」は、善行をして過去に犯した罪を償うことという意味が同じです。

しかし、「贖罪」は、キリスト教用語として使われる点、主に文章語として使われる点が違います。

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