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「掌握」の意味と使い方や例文!「把握」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
掌握

【読み方】
しょうあく

【意味】
手の中に握ること。また、権力や人などを自分の支配下に置き、思いどおりに動かせるようにすること。

二字熟語の博士
「掌握」は、権力や組織などを自分の支配下に置くことを表す言葉だよ。
助手ねこ
「実権を掌握する」は、物事を動かす権限を自分の手に握ることなんだニャ。

【語源・由来】
「掌」は「手のひら」、「握」は「握る・つかむ」という意味です。手のひらに握ることから転じて、権力や人々などを自分の支配下に置くことを表します。

【類義語】
支配、牛耳る、手中に収める、実権を握る(文脈による)

掌握(しょうあく)の使い方

健太
歴史の教科書に「王が実権を掌握した」って書いてあるよ。
ともこ
国を動かす権力を、自分の手に握ったという意味ね。
健太
「国の情勢を把握する」とは違うんだね。
ともこ
うん。「把握」は状況などをしっかり理解する意味でも使うのよ。

掌握(しょうあく)の例文

  1. 政権交代のあと、新しい勢力が実権を掌握した。
  2. その指導者は短期間で組織の主導権を掌握した。
  3. 新しい経営陣が会社の実権を掌握した。
  4. 人心を掌握する術に長けている。
  5. 経験豊かな監督は選手たちの信頼を得て、チームを掌握していた。


二字熟語の博士
「掌握」は支配することに重点があり、「把握」は状況や内容をしっかり理解する意味でも使うんだよ。
助手ねこ
「状況を把握する」は自然だけれど、「状況を掌握する」とは普通は言わないんだニャ。

「掌握」と「把握」の違いは?

「掌握」に似た言葉に「把握」があります。

「把握」は
①しっかりつかむこと。手中に収めること。
②物事の内容や状況をしっかり理解すること。「状況を把握する」

という意味です。

「掌握」「把握」ともに、「にぎりしめる、手中におさめる。」という意味があります。

両語の違いは
「掌握」は「わがものとすること」
「把握」は「しっかりと理解すること」
という点が異なります。

「掌握」は権力や組織などを支配下に置くことに重点があり、「把握」は状況や事実を理解することによく使われます。ただし、どちらも「手中に収める」という意味を持ち、文脈によって重なる場合があります。
ABOUT US
北澤篤史漢字熟語・二字熟語の専門家
漢字熟語・二字熟語の意味や使い分けを研究・解説する専門家。ことわざ学会理事、2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
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