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「謀略」の意味と使い方や例文!「謀略を巡らす」とは?(類義語)

【二字熟語】
謀略

【読み方】
ぼうりゃく

【意味】
人をおとしいれるはかりごと。

【語源・由来】
「謀」「略」ともに「はかる。くわだてる。考えをめぐらす。」という意味。

【類義語】
計略、陰謀、たくらみ、はかりごと、作戦、陰謀

「謀略を巡らす」とは?

謀略」を使った語に「謀略を巡らす」があります。

謀略を巡らす」の「巡らす」は「考えをあれこれと働かせる」という意味であることから、はかりごとのために考えをあれこれと働かせるということです。

計略を巡らす」「策を巡らす」などと似た意味ですが、「計略」や「」には悪い意味(はかりごと)と良い意味(工夫)両方が含まれるのに対し、「謀略」は悪い意味でしか用いない点が異なります。

謀略(ぼうりゃく)の使い方

ともこ
健太くんにしてはめずらしく手の込んだ謀略を考えたわね。
健太
一か月かけて練りに練った謀略だったんだよ。
ともこ
味方まで巻き込んで大事になってしまったじゃないの。
健太
僕が思い描いたとおりになったから大成功と言えるよ。

謀略(ぼうりゃく)の例文

  1. 満州事変は謀略事件とされている。
  2. 健太くんの謀略から守るにはこの方法しかない。
  3. ともこちゃんなら謀略を考えているに違いない。
  4. 今回の事件がともこちゃんの謀略ではないと確認できただけでよかった。
  5. 謀略と観察眼を兼備した知将だった。