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「焦慮」の意味と使い方や例文!「焦燥」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
焦慮

【読み方】
しょうりょ

【意味】
あせっていらだつこと。いらいらと気をもむこと。また、その気持ち。焦心。

【語源・由来】
「焦」は「いらだつ。あせる。」
「慮」は「あれこれと思いめぐらす。思い。考え。」

【類義語】
憂慮、焦る、いらいら

【対義語】
気長

焦慮(しょうりょ)の使い方

ともこ
健太くん。焦慮の色を隠すことができなくなっているわね。
健太
まずいよ。まずいよ。
ともこ
落ち着いて。あと10分もあるじゃないの。
健太
10分しかないじゃないか。

焦慮(しょうりょ)の例文

  1. もう年末なのかと焦慮にかられる。
  2. はかどらない仕事に焦慮していらだった。
  3. 経営不振に焦慮する。
  4. 焦慮に襲われ、夢にまで見る始末だった。
  5. 焦慮にかられた健太くんは、いてもたってもいられないようだった。

「焦慮」と「焦燥」の違いは?

焦慮」に似ている語に「焦燥(しょうそう)」があります。

焦燥」は、「いらいらすること。あせること。」という意味です。

焦燥」と「焦慮」はともに、あせっていらいらすることをいいます。

焦燥」は、理由や目的があり、そのためになんとかしなければと焦ることをいいます。

対して「焦慮」は、心配や焦りから気をもむことやその気持ちをいうので、「焦燥」に比べて、外に現れにくい点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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