【二字熟語】
種々
【読み方】
しゅじゅ
【意味】
数多くの種類があること。また、そのさま。副詞的にも用いる。さまざま。とりどり。いろいろ。
【語源・由来】
「種」は「共通の性質によって分類されるもの。」
種々(しゅじゅ)の使い方
この花壇は殺風景だね。
春になれば種々の花が咲き乱れるのよ。
それはきれいだろうね。
はやく春が来ると良いわね。
種々(しゅじゅ)の例文
- 種々の予測不能な事態が起こった。
- 種々雑多な人間が集まると、少なからず意見の衝突は起こるものだ。
- 霊肉両方面に於ける種々相を闡明しようと試みた書物は甚だ多い。(厨川白村、近代の恋愛観)
- 種々雑多な昆虫の中から、珍種が見つかったという報告がありました。
- この八百屋には種々の果物や野菜が陳列されています。
「種々の事情」とは?
「種々」は、「種々の事情(しゅじゅのじじょう)」という表現で使われることがあります。
「種々の事情」とは、さまざまなことの次第という意味です。
【例文】
・あの時は、種々の事情で発表することができませんでした。
・健太くんの行動には種々の事情があったのだろうが、理解を示すことはできない。
・種々の事情でともこちゃんと健太くんの仲は引き裂かれました。