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「洒脱」の意味と使い方や例文!「軽妙洒脱」「滑稽洒脱」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
洒脱

【読み方】
しゃだつ

【意味】
俗気がなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。

【語源・由来】
「洒」は「俗っぽさから抜け出ている。あっさりとしてこだわりがない。」
「脱」は「あっさりしている。」

【類義語】
平淡

洒脱(しゃだつ)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは社交的で洒脱、しかもイケメンだからもてるわよね。
健太
そうなんだ。すごいんだよ。
ともこ
健太くんは誰に似たの?
健太
失礼だな。ぼくもそこそこモテるんだよ。

洒脱(しゃだつ)の例文

  1. 健太くんのお父さんは洒脱な人柄です。
  2. 軽妙洒脱な文章で良いね。
  3. 健太くんは洒脱で楽しい人だ。
  4. 洒脱な趣を持った絵に詩を添えた。
  5. あの俳優は、軽妙洒脱な演技で人気があった。

「軽妙洒脱」「滑稽洒脱」とは?

洒脱」を用いた語に「軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)」「滑稽洒脱(こっけいしゃだつ)」があります。

軽妙洒脱」は「さわやかで、洗練されていて、俗っぽくないこと。」(例:軽妙洒脱な文章。)

という意味です。

人の言動、また創作活動などをほめる場合に用いられることが多いです。

軽妙」は、軽妙で巧みなこと。あっさりとしていて妙味のあることをいいます。

滑稽洒脱」は「巧みに面白く言いこなしていて、しかもさっぱりしていて俗っぽさのないこと。

という意味です。

滑稽」は、巧みに面白く言いこなすことをいいます。

軽妙洒脱」「滑稽洒脱」は類義語です。