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「種々」の意味と使い方や例文!「種々の事情」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
種々

【読み方】
しゅじゅ

【意味】
数多くの種類があること。また、そのさま。副詞的にも用いる。さまざま。とりどり。いろいろ。

【語源・由来】
「種」は「共通の性質によって分類されるもの。」

種々(しゅじゅ)の使い方

健太
この花壇は殺風景だね。
ともこ
春になれば種々の花が咲き乱れるのよ。
健太
それはきれいだろうね。
ともこ
はやく春が来ると良いわね。

種々(しゅじゅ)の例文

  1. 種々の予測不能な事態が起こった。
  2. 種々雑多な人間が集まると、少なからず意見の衝突は起こるものだ。
  3. 霊肉両方面に於ける種々相を闡明しようと試みた書物は甚だ多い。(厨川白村、近代の恋愛観)
  4. 種々雑多な昆虫の中から、珍種が見つかったという報告がありました。
  5. この八百屋には種々の果物や野菜が陳列されています。

「種々の事情」とは?

種々」は、「種々の事情(しゅじゅのじじょう)」という表現で使われることがあります。

種々の事情」とは、さまざまなことの次第という意味です。

【例文】
・あの時は、種々の事情で発表することができませんでした。
・健太くんの行動には種々の事情があったのだろうが、理解を示すことはできない。
種々の事情でともこちゃんと健太くんの仲は引き裂かれました。