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「諸悪」の意味と使い方や例文!「諸悪の根源」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
諸悪

【読み方】
しょあく

【意味】
いろいろの悪事や悪行。また、多くの悪い現象や出来事。

【語源・由来】
「諸」は「多くの。もろもろの。」
「悪」は「わるい。正しくない。あし。」

【類義語】
元凶

【対義語】
諸善

諸悪(しょあく)の使い方

ともこ
パンドラの箱って知ってる?
健太
諸悪が閉じ込められてたんだよね。
ともこ
でも最後に希望があったのよ。
健太
希望があるから、どんなことがあっても毎日生きていられるんだよね。

諸悪(しょあく)の例文

  1. 拝金主義が諸悪の根源だ。
  2. 社員を大事にしないのは諸悪のもとだ。
  3. 仏教では、三毒は人間の諸悪の根源とされています。
  4. 諸悪を成敗するためにクーデターを起こす。
  5. 平和のために諸悪の根源であるテロ組織を根絶やしにする。

「諸悪の根源」とは?

諸悪」を用いた「諸悪の根源」という表現を見かけることがあります。

根源」は
①物事の一番もとになっているもの。おおもと。根本。
②物事の始まり。
③本家。元祖。
です。

諸悪の根源」は、「諸々の害悪が生じているそもそもの原因。 それを排除すれば関連する多くの悪が除けるであろうという対象。」という意味です。

【例文】

  1. 諸悪の根源を絶つ努力が必要。
  2. 諸悪の根源は日本の教育システムにある。
  3. 諸悪の根源は酒だ。