【二字熟語】
愁眉
【読み方】
しゅうび
【意味】
心配のためにしかめるまゆ。心配そうな顔つき。
【語源・由来】
「愁」は「おわる。おえる。おわり。」
「眉」は「まゆ。」
愁眉(しゅうび)の使い方
健太くん。いなくなっていた愛犬が見つかったそうね。
見つかったと聞いた時は、家族全員愁眉を開いたよ。
怪我とかしていない?
いなくなった時と同じ、元気なままだったよ。
愁眉(しゅうび)の例文
- 強制連行されると思っていたので、任意と聞いて愁眉を開きました。
- 健太くんの見解を聞いても愁眉を開くことはできなかった。
- 両親の顔を見た少女は、ようやく愁眉を開きました。
- 援軍の到着に愁眉を開いた。
- 撮り鉄のマナー違反が愁眉の課題だ。
「愁眉を開く」とは?
「愁眉」を用いた慣用句の一つに「愁眉を開く(しゅうびをひらく)」があります。
「愁眉を開く」とは、「今までの心配がなくなって安心する。眉を開く。」という意味です。
「開く」は、寄せていたまゆをほっとして明け広げるという意味です。
「愁眉が消える」「愁眉が晴れる」は誤用です。
【類義語】・眉を開く(まゆをひらく)
【例文】
・容態が持ち直したと聞いて愁眉を開きました。
・絶望視されていたが、全員無事の報に愁眉を開いた。
・ようやく疑いが晴れて愁眉を開く。