【二字熟語】
就業
【読み方】
しゅうぎょう
【意味】
①その日の業務に従事すること。仕事に取りかかること。
②職業につくこと。
【語源・由来】
「就」は「つきしたがう。その事に取りかかる。つく。」
「業」は「生活のために行う仕事。」
【類義語】
始業、有職、就職、就任、就役、就労
【対義語】
終業、失業
就業(しゅうぎょう)の使い方
昨日、兄さんが就業中に倒れたんだって。
持病があったの?
過労だったみたいなんだ。最近顔を合わせていなかったから気付かなかったよ。
顔を合わせることができないくらい忙しかったのね。
就業(しゅうぎょう)の例文
- 常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成・届出する義務がある。
- 農業の就業人口が1960年代の1/6と激減している。
- 女性の社会進出が進み、女性の就業率が高くなっている。
- 就業時間は10時から18時までです。
- 法律で、15歳未満の子供の就業を禁止しています。
「就業」と「就労」「就職」「勤務」の違いは?
「就業」に似ている語に「就労(しゅうろう)」「就職(しゅうしょく)」「勤務(きんむ)」があります。
「就業」と「就労」の違いは?
「就労」は「仕事につくこと。仕事を始めること。また、仕事をしていること。」という意味です。
「就業」も「就労」も、仕事や任務に就くことをいいます。
しかし「就業」には、職に就くという意味がある点が違います。
「就業」と「就職」の違いは?
「就職」は、「職業につくこと。新しく職を得て勤めること。」という意味です。
「就業」も「就職」も、職業に就くことをいいます。
しかし「就業」には、仕事にとりかかることという意味がある点が違います。
「就業」と「勤務」の違いは?
「勤務」は、「会社などにつとめて仕事をすること。また、その仕事。」という意味です。
「就業」は、仕事や任務に就くこと、仕事にとりかかることをいいます。
両語とも仕事をするという意味がありますが、「勤務」は、雇用されて働くサラリーマンに対して使う語です。
対して「就業」は、個人事業主やフリーランスも含まれる点が違います。