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「私腹」の意味と使い方や例文!「私腹を肥やす」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
私腹

【読み方】
しふく

【意味】
自分の財産・利益。

【語源・由来】
自分の腹、ふところの意から。

【類義語】
私益、私利、我利

私腹(しふく)の使い方

ともこ
こういう豪邸に住んでいる人は、悪いことに手を染めて私腹を肥やしているに違いないわ。
健太
そうとは言い切れないと思うけど、否定もできないな。
ともこ
悪い人間が得をする世の中なんておかしいわ。
健太
神様の手で正してほしいよね。

私腹(しふく)の例文

  1. 救援物資を横流しして私腹を肥やすとはけしからんやつだ。
  2. 健太くんの頭の中は、私腹を肥やすことでいっぱいです。
  3. この国の政治家は、国民の幸せよりも自らの私腹を肥やすことを優先し、不信感を抱かれています。
  4. 彼は私腹を肥やすためではなく、研究費を捻出するために賄賂を受け取っていた。
  5. 便乗値上げで私腹を肥やす。

「私腹を肥やす」とは?

私腹」を用いた表現の一つに「私腹を肥やす(しふくをこやす)」があります。

私腹を肥やす」とは、立場や地位を乱用して私利をはかることをいいます。

【例文】
・彼は、袖の下をもらって私腹を肥やしている。
・会社の利益よりも私腹を肥やすことに熱心な社員ばかりだ。
・営業用のノベルティを無断で転売して私腹を肥やした。