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「三文」の意味と使い方や例文!どれくらいの値段?(類義語)

【二字熟語】
三文

【読み方】
さんもん

【意味】
①一文銭3枚の値。
②値段のきわめて安いこと。
③他の語の上に付いて、安い、価値のない、粗悪な、などの意を表す。

【語源・由来】
「三」は「数の名。みっつ。」
「文」は「昔の貨幣の単位。一貫の一〇〇〇分の一。」

【類義語】
安い、粗悪

三文(さんもん)の使い方

健太
ともこちゃんの家は広大な敷地だね。
ともこ
バブルが崩壊した時に二束三文で手に入れたそうよ。
健太
今では億単位だよね。
ともこ
売れば数十億になるかしらね。

三文(さんもん)の例文

  1. あんな三文役者を主役にするとは、スポンサーの意向なのだろうか。
  2. 我ながら三文芝居だったと思うのだが、ともこちゃんにはばれなかったようだ。
  3. 早起きは三文の徳というから、これからは朝五時に起きようと思う。
  4. 型通りの三文小説で、読むだけ時間の無駄だった。
  5. ネット上には週刊誌のような三文記事があふれています。

どれくらいの値段?

三文」とは、一文銭三枚のことをいいます。

三文」は、現代の金額でいうと60円~180円程です。

一文銭が使用されていた頃のそばの値段が16文/杯だったそうです。

なので、安くてうまいと評判の富士そばで1杯340円なので、1文は、およそ21円です。

また、手打ちそば屋の値段で考えると、1000円/杯なので、1文は、およそ62円です。