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「慎重」の意味と使い方や例文!「慎重を期す」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
慎重

【読み方】
しんちょう

【意味】
注意深くて、軽々しく行動しないこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「慎」は、「手落ちのないように気を配る。つつしむ。」
「重」は、「軽々しくしない。」

【類義語】
計画的、用心、丁寧、深謀、用心深い

【対義語】
無鉄砲、軽はずみ、軽率、投げやり

慎重(しんちょう)の使い方

健太
首相は増税に慎重な姿勢を示したね。
ともこ
周りの議員が許さないでしょう。
健太
やっぱり増税するかな。
ともこ
自分たちの給料を下げたくないし、増税するでしょうね。

慎重(しんちょう)の例文

  1. 慎重な態度が望ましい。
  2. 慎重に荷物を検査する。
  3. 慎重の上にも慎重を期する。
  4. その問題に対して慎重な態度をとる。
  5. 慎重を期して書類を金庫に保管した。

「慎重を期す」とは?

慎重」を用いた「慎重を期す(しんちょうをきす)」という語があります。

慎重を期す」は、より注意を払うという意味です。

「離党は慎重を期されたい」などの形で相手の行動をけん制し、抑制を促す意に使うこともあります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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