【二字熟語】
深慮
【読み方】
しんりょ
【意味】
深く考えをめぐらすこと。深い考え。深思。
【語源・由来】
「深」は「程度がふかい。」
「慮」は「あれこれと思いめぐらす。思い。考え。」
【類義語】
深思
【対義語】
浅薄、浅慮
深慮(しんりょ)の使い方
今日は選挙の投票日だね。
深慮遠謀に長けている政治家に投票したいわね。
そんな人いるの?
・・・いないわね。
深慮(しんりょ)の例文
- その選択には、僕たちには理解できない深慮があったようだ。
- 深慮遠謀なともこちゃんには、しっかりとした人生設計がある。
- そこには、健太くんの行く末を思うお母さんの深慮があったんです。
- この親睦会は、皆の士気を高めようという深慮があったようだ。
- 賢明な深慮によって決定されたことです。
深慮遠謀(しんりょえんぼう)とは?
「深慮」を用いた四字熟語に「深慮遠謀(しんりょえんぼう)」があります。
「深慮遠謀」は先のまた先の事までよく考えて、周到に計画を立て準備すること。
という意味です。
「健太くんは深慮遠謀ではなく、直感で行動したのだろう。」というように使います。
出典は『文選(もんぜん)』賈誼(かぎ)「過秦論)かしんろん」です。
【類語遠】
遠謀深慮(えんぼうしんりょ)
【対義語】
軽率短慮(けいそつたんりょ)