【二字熟語】
足労
【読み方】
そくろう
【意味】
人に足をはこばせること。
【語源・由来】
足を疲れさせる意から。
足労(そくろう)の使い方
お客様のお茶菓子だけ豪華だね。
ご足労いただくわけだから当然よ。
うらやましいな。
お客様のお菓子によだれをたらさないでよ。
足労(そくろう)の例文
- 本日は弊社までご足労いただき恐縮です。
- ご足労をわずらわす。
- 何度かご足労をお願いすることになるかもしれません。
- お話したいことがありますので、ご足労願いたいと言われた。
- これはあなたにしか頼めないと思ってご足労願ったわけです。
「ご足労」と「お手数」の違いは?
「足労」は接頭語「ご」を冠して「ご足労」という丁寧な表現で使われることが多いです。
その「ご足労」に似た意味の言葉に「お手数(てすう)」があります。
「お手数」は、
①それに施すべき手段の数。てすう。
②その物事または他人のために特に力を尽くすこと。骨折り。めんどう。(例:お手数をかけます。)
③ボクシングで、パンチを繰り返す回数。
という意味です。
【両語】の違い
「ご足労」・・・足を使って来てもらうこと。
「お手数」・・・手を使って何かをしてもらうこと。
「ご足労」は「足」を使って「来る」、「お手数」は「手」を使って「する」という違いがありますが、どちらも「面倒をおかけしてすみません」という謝罪の意味が込められています。