「早晩」の意味と使い方や例文！「早晩行き詰まる」とは？（類義語）

【二字熟語】
早晩

【読み方】
そうばん

【意味】
1⃣［名］早いことと遅いこと。また、朝と夕。
2⃣［副］おそかれはやかれ。いずれ。

【語源・由来】
「早」は「ある時間の範囲で、はやいほう。」
「晩」は「時刻や時節がおそい。」

【類義語】
遅かれ早かれ、近々、遠からず、今日明日

早晩（そうばん）の使い方

あの先生たちは、早晩結婚するんじゃないかな。

そんな雰囲気があるの？

結婚しそうな雰囲気だね。

夫婦で同じ学校に勤務することは無いだろうから、どちらかが異動になるわね。二人とも人気があるのに残念ね。

早晩（そうばん）の例文

1. 早晩その件についてはっきりしなければならないことになっています。
2. ルーズな経営を見直さないと、早晩金銭的に行き詰まるだろう。
3. 後任の部長は早晩決まるでしょう。
4. あの店は、コロナ禍がなくても早晩行き詰まっていただろう。
5. 事業が成り立たず倒産の憂き目を早晩見ることになるでしょう。

「早晩行き詰まる」とは？

「早晩」を用いた表現の一つに「早晩行き詰まる（そうばんいきづまる）」があります。

「行き詰まる」とは、「物事がうまく先へ進まなくなる。ゆきづまる。」という意味です。

「早晩行き詰まる」とは、遅かれ早かれ、物事がうまく先へ進まなくなるという意味です。

【例文】

1. ロシア政府が深刻な外貨不足に直面していることは明らかで、早晩行き詰まる可能性は高いだろう。
2. 黒字化するのは困難で、早晩行き詰まるのではないか。
3. 財政赤字で、このまま行くと早晩行き詰まる。