姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「錚々」の意味と使い方や例文!「錚々たる顔ぶれ」とは?(類義語)

【二字熟語】
錚々

【読み方】
そうそう

【意味】
①金属や楽器の音がさえて響くさま。
②多くのものの中で特にすぐれているさま。

【語源・由来】
「錚」は「金属の鳴る音。」
もと、耳に快い金属音。ことに楽器音のさえた形容。

【類義語】
傑物揃い、よりすぐりの、粒ぞろいの

錚々(そうそう)の使い方

健太
今日は、錚々たるメンバーが集まっているね。
ともこ
偉い人たちが集まっているんだから、失礼のないようにね。
健太
なんだか緊張してきたよ。
ともこ
緊張すると余計に失敗するわよ。

錚々(そうそう)の例文

  1. この学校の卒業生には、錚々たる人たちが揃っています。
  2. 日本代表チームには、錚々たるメンバーが選ばれました。
  3. そのアルバムには、錚々たるアーティストが参加しています。
  4. そこに来るのは、国から選り抜かれた錚々たる人たちばかりにちがいない。
  5. 辞書の編集委員には、錚々たる言語の第一人者が選ばれています。

「錚々たる顔ぶれ」とは?

錚々」を用いた表現の一つに「錚々たる顔ぶれ(そうそうたるかおぶれ)」があります。

錚々たる顔ぶれ」の「顔ぶれ」は「顔触れ」とも書き、「会合・事業などに参加する人々。メンバー。」という意味です。

錚々たる顔ぶれ」とは、多くのものの中で特にすぐれている会合などのメンバーのことをいいます。

錚々たる顔ぶれ」は、集団を表す語なので、個人に対しては使いません。

【例文】

  1. 扉を開けると錚々たる顔ぶれがそろっていたので、怖気づいて扉を閉じてしまった。
  2. その番組の出演者は、永久保存版にするべき錚々たる顔ぶれだった。
  3. 歯医者さんに置いてあった古い週刊少年漫画誌は、今では考えられないくらい豪華な漫画家ばかりで、まさに錚々たる顔ぶれだった。