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「騒然」の意味と使い方や例文!「物情騒然」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
騒然

【読み方】
そうぜん

【意味】
ざわざわとさわがしいさま。また、不穏で落ち着かないさま。

【語源・由来】
「騒」は「さわぐ。さわがしい。」
「然」は「他の語に付けて状態を表す語。」

【類義語】
騒ぎ、噪聒

【対義語】
粛然

騒然(そうぜん)の使い方

健太
駅前広場で、容疑者が警察官に追いかけられていて騒然となっていたよ。
ともこ
捕まったの?
健太
無事に捕まえたよ。
ともこ
さすが日本の警察官は優秀ね。

騒然(そうぜん)の例文

  1. その議員の発言で議場が騒然となった。
  2. 騒然として聴きとれない。
  3. 話題騒然の新作映画を見に行く。
  4. 彼女が姿を現すと会場は騒然となった。
  5. 抜き打ちテストが行われると知った途端、教室中が騒然となった。

「物情騒然」とは?

騒然」を用いた表現の一つに「物情騒然(ぶつじょうそうぜん)」があります。

物情騒然」とは、世の中が落ち着かず騒がしいさまをいいます。

物情」は、「世の中の様子。人々の心。」という意味です。
【例文】
・ペリーが来航して以来、物情騒然とした雰囲気だった。
・その国は、物情騒然としている。

【類義語】
・物議騒然(ぶつぎそうぜん)
・物論囂囂(ぶつろんごうごう)

【対義語】
・秩序整然(ちつじょせいぜん)
・平穏無事(へいおんぶじ)

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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