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「衰微」の意味と使い方や例文!「衰退」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
衰微

【読み方】
すいび

【意味】
勢いが衰えて弱くなること。衰退。

【語源・由来】
「衰」は「物事の勢いや力が弱くなる。」
「微」は「おとろえる。なくなる。」

【類義語】
衰弱、弱体化、衰退

【対義語】
興隆、エネルギッシュ、繁栄

衰微(すいび)の使い方

ともこ
この寺院は、隆盛を誇った当時は、今の五倍の広さだったんですって。
健太
今でも広いけど、この五倍あったんだ。
ともこ
衰微していって、現在の大きさになったんですって。
健太
当時の姿を見てみたかったよ。

衰微(すいび)の例文

  1. 沿岸漁業が衰微する。
  2. あれほど栄華を誇った王朝が衰微するとは。
  3. 長期にわたる内紛で国力が衰微した。
  4. 政府が禁止したことで、衰微していった。
  5. 衰微して二流国に転落した。

「衰微」と「衰退」の違いは?

衰微」に似ている語に「衰退(すいたい)」があります。

衰退」は「勢いや活力が衰え弱まること。衰微。凋落 (ちょうらく) 。」という意味です。

衰微」も「衰退」も「勢いが衰えて弱くなること。」をいいます。

衰微」と「衰退」は、共通する用法が多く、同義語といえます。