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「垂涎」の意味と使い方や例文!「垂涎の的」とは?(類義語)

【二字熟語】
垂涎

【読み方】
すいぜん

「すいえん、すいせん」とも読む。

【意味】
①食物を欲しがってよだれをたらすこと。
②あるものを非常に強く欲しがること。

【語源・由来】
食べたくてよだれをたらす意から。

【類義語】
よだれを垂らす、喉から手が出る、舌なめずり、渇望する、切望する

「垂涎の的」とは?

垂涎」を用いた語に「垂涎の的」があります。

垂涎の的」の「」は、「興味の対象」という意味で、「垂涎の的」は「みんなが非常に強くほしがるもののこと。」をいいます。

【例文】

  1. 彼が所有している車は、自動車マニアの垂涎の的となった。
  2. 長らく廃盤になっていたため、ファンにとっては垂涎の的だった。

というように、大勢の人が喉から手が出るほど欲しいと思っているもののことをいいます。

垂涎(すいぜん)の使い方

健太
ともこちゃんこの切手を捨てるの?
ともこ
断捨離中なの。
健太
この切手はコレクターの垂涎の的なんだよ。僕にちょうだい。
ともこ
そんなことを聞いてしまったらあげることはできないわ。高く売るわよ。

垂涎(すいぜん)の例文

  1. 多くの愛好家にとっては垂涎の的だ。
  2. 自筆楽譜は好事家の垂涎の的です。
  3. 世界中の垂涎の的です。
  4. 垂涎ものの古文書が火事で失われた。
  5. オークションに出せば高く売れるマニア垂涎の品だ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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