松明の読み方！「たいまつ」と「しょうめい」正しいのは？

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「松明」があります。

Q「松明」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？

次の３択から選んでみて下さい。

松明の読み方

このページでは、悩みやすい「松明」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「松明」の読み方は、「たいまつ」？「しょうめい」？

松明の正しい読み方は、「たいまつ」「しょうめい」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「松」の音読みには「ショウ」、訓読みには「まつ」があります。また、「明」の音読みには「メイ」「ミョウ」、訓読みには「あ（かり）」「あか（るい）」などがあります。

松明の読み方は「たいまつ」「しょうめい」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「たいまつ」と「しょうめい」の両方です。

広辞苑には「たいまつ」「しょうめい」の両方の項目があります。「たいまつ」の項目には「たきまつ（焚松）の音便」とあります。また、「しょうめい」を引くと「たいまつ」の項目へと導かれ、多くの場合「たいまつ」と読みます。

一方、新明解国語辞典の「たいまつ」の項目には「『焼松（たきまつ）』の意」とあり、古来の用字は「続松」とあります。

松明の意味は「松、竹、葦などを束ねたものの先に火を点け、屋外の照明用にしたもの」です。

「松」には「まつ」「マツ科の常緑高木」の意味があります。一方、「明」には「あかり」の意味があります。

松明を用いた例文には「松明を手に暗闇を進む」があります。