【二字熟語】
対立
【読み方】
たいりつ
【意味】
二つのものが反対の立場に立つこと。また、二つのものが互いに譲らないで張り合うこと。
【語源・由来】
「対」は「向かい合う。二つが向き合う。」
「立」は「根拠や基礎をしっかりと定める。なりたつ。」
【類義語】
敵対、相反する、相対、対抗、競合、対決、相克、鼎立、確執
【対義語】
協調、合意、協力、調和、協働、馴れ合い、妥協、従属
対立(たいりつ)の使い方
生徒会と先生達が対立しているね。
学校の運営としてよくない状況ね。
ここは、陰の番長であるともこちゃんが仲介役を買って出てはどうだろう。
裏で牛耳っているみたいに言わないでよ。でも、私の出番かもしれないわね。
対立(たいりつ)の例文
- 両者の対立は深まるばかりだった。
- 原発反対派と賛成派の対立は、村を二分した。
- 2つの民族の間で、その地域の支配をめぐる対立が起こりました。
- 彼と私の利害は対立しています。
- 両者は、その問題に関して対立する意見を述べました。
「対立を深める」とは?
「対立」を用いた表現の一つに「対立を深める(たいりつをふかめる)」があります。
「対立を深める」の「深める」とは、物事の程度を深くするという意味です。
「対立を深める」とは、、互いに譲らず張り合う状況がひどくなることをいいます。
【例文】
- 約束が反故にされ、大久保利通は西郷隆盛と対立を深めていく。
- 内外政策を巡り、与野党幹部が対立を深める。
- 戦狼外交と呼ばれる対外強硬外交で、欧米との対立を深めている。