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「多岐」の意味と使い方や例文!「多岐にわたる」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
多岐

【読み方】
たき

【意味】
道が幾筋にも分かれていること。また、物事が多方面に分かれていること。

【語源・由来】
「多」は「数や量がおおい。」
「岐」は「わかれる。ふたまた。えだみち。」

【類義語】
(多岐にわたるの類義語)多種多様な、バラエティーに富む、様々

【対義語】
(多岐にわたるの対義語)唯一、一択

多岐(たき)の使い方

健太
最近の詐欺は多岐にわたっているね。
ともこ
そうね。対策を講じても新手の詐欺が出てくるからキリがないわよね。
健太
どうしたら一掃できるかな。
ともこ
警察にがんばってもらうしかないわね。

多岐(たき)の例文

  1. ともこちゃんの趣味は多岐にわたっている。
  2. パソコンが普及し、情報過多で多岐亡羊の感がある。
  3. 健太くんは多岐にわたって活躍している。
  4. この部署の業務は多岐にわたっている。
  5. 扱われるテーマは多岐にわたっている。

「多岐にわたる」とは?

多岐」は、「多岐にわたる(たきにわたる)」という表現でよく使われます。

多岐にわたる」とは、「多方面にわたる、広い範囲で」という意味です。

わたる」は、「亙る」・「亘る」とも書き、「ある範囲に及ぶ」という意味です。

しかし、「」も「」も常用漢字ではないため、通常平仮名で「わたる」と表記されます。

多岐にわたる」は、選択肢が三つ以上とたくさんある場合に用いられる語です。
選択肢が二つの場合・・・二者択一
選択肢が一つの場合・・・選択の余地がない