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「嘆息」の意味と使い方や例文!「嘆息をもらす」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
嘆息

「歎息」とも書く。

【読み方】
たんそく

【意味】
悲しんだりがっかりしたりして、ため息をつくこと。また、そのため息。

【語源・由来】
「嘆」は「悲しんで、はあとため息をつく。なげく。」
「息」は「いき。いきをする。」

【類義語】
ため息、吐息

【対義語】
歓喜

嘆息(たんそく)の使い方

ともこ
健太くん。朝から嘆息をもらしてばかりね。
健太
最近、嘆かわしいことが多いからね。
ともこ
嘆息すると幸せが逃げるって言うわよ。
健太
そうだね。上を向いて笑っていよう。

嘆息(たんそく)の例文

  1. 彼の悲報を聞いて嘆息した。
  2. ゲーム終了のホイッスルを聞いて、健太くんは、天を仰いで嘆息しました。
  3. 悪い予感が外れることはなかったのだと知り、長い長い嘆息をもらした。
  4. しゃがみこんだ健太くんは、疲労の滲んだ嘆息をもらした。
  5. 自分の力不足を思い知って嘆息したのだった。

「嘆息をもらす」とは?

嘆息をもらす」の「もらす」は、ここでは、「心中の思いを口に出していう。また、感情を思わず表情や声に出す。」という意味です。

嘆息をもらす」とは、悲しんだりがっかりしたりして、思わずため息をつくことをいいます。

【例文】

  1. テストの結果を見て嘆息をもらした。
  2. 好転しない現況を思って嘆息をもらした。
  3. 老後のことを考えると嘆息をもらしてしまう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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