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「多々」の意味と使い方や例文!「至らない点も多々あるかと思いますが」とは?(類義語・対義語)

行動・動作

【二字熟語】
多々

【読み方】
たた

【意味】
①数がきわめて多いさま。たくさん。
②多ければ多いほど。

【語源・由来】
「多」は「数や量がおおい。」

【類義語】
沢山

【対義語】
少々

多々(たた)の使い方

健太
いやあ。昨日は忙しかったね。
ともこ
普段は怠け者の健太くんが、多々益々弁ずとばかりに頼もしかったわね。
健太
やるときゃやる男なんだよ。
ともこ
これからもどんどん健太くんに仕事を振るわ。

多々(たた)の例文

  1. 本人は意識していないようだが、彼にはそういうところが多々ある。
  2. 世の中には、私のような者には思いも及ばぬことが多々ある。
  3. 商売をしていれば断りきれない依頼は多々ある。
  4. 健太くんに言うべきことが多々ある。
  5. 反省すべき点は多々あると思う。

「至らない点も多々あるかと思いますが」とは?

多々」は、「至らない点も多々あるかと思いますが(いたらないてんもたたあるかとおもいますが)」という表現で使われることがあります。

至らない点も多々あるかと思いますが」とは、行き届かない点が多くあるかと思いますがという意味で、目上の人に対する挨拶やメールの結びとして使われます。

【例文】

  1. 至らない点も多々あるかと思いますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
  2. 至らない点も多々あるかと思いますが、温かく見守っていただければ幸いです。
  3. 至らない点も多々あるかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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