【二字熟語】
多々
【読み方】
たた
【意味】
①数がきわめて多いさま。たくさん。
②多ければ多いほど。
【語源・由来】
「多」は「数や量がおおい。」
【類義語】
沢山
【対義語】
少々
多々(たた)の使い方
いやあ。昨日は忙しかったね。
普段は怠け者の健太くんが、多々益々弁ずとばかりに頼もしかったわね。
やるときゃやる男なんだよ。
これからもどんどん健太くんに仕事を振るわ。
多々(たた)の例文
- 本人は意識していないようだが、彼にはそういうところが多々ある。
- 世の中には、私のような者には思いも及ばぬことが多々ある。
- 商売をしていれば断りきれない依頼は多々ある。
- 健太くんに言うべきことが多々ある。
- 反省すべき点は多々あると思う。
「至らない点も多々あるかと思いますが」とは?
「多々」は、「至らない点も多々あるかと思いますが(いたらないてんもたたあるかとおもいますが)」という表現で使われることがあります。
「至らない点も多々あるかと思いますが」とは、行き届かない点が多くあるかと思いますがという意味で、目上の人に対する挨拶やメールの結びとして使われます。
【例文】
- 至らない点も多々あるかと思いますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
- 至らない点も多々あるかと思いますが、温かく見守っていただければ幸いです。
- 至らない点も多々あるかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。