【二字熟語】
多勢
【読み方】
たぜい
古くは「たせい」と読んだ。
【意味】
人数の多いこと。大勢。
【語源・由来】
「多」は「数や量がおおい。」
「勢」は「むれ。人の集まり。」
【類義語】
大勢、大人数
【対義語】
無勢
多勢(たぜい)の使い方
健太くん。相当やられたわね。
多勢に無勢だよ。一人で十人と渡り合ったんだよ。
完膚なきまでに叩きのめされたわね。
一人の力じゃ限界があるよ。
多勢(たぜい)の例文
- 多勢に無勢の状況になってしまうと、これを切り抜けるのは至難の業です。
- 多勢に無勢で情勢は我々に不利だった。
- その案は多勢に無勢であきらめざるを得なかった。
- 多勢に無勢で為す術がなかった。
- 多勢に無勢でありながら首都を守りぬいた。
「多勢に無勢」とは?
「多勢」を用いた表現の一つに「多勢に無勢(たぜいにぶぜい)」があります。
「多勢に無勢」とは、多人数の敵に対して、味方はわずかで、とうていかなわないことという意味です。
【類義語】
・衆寡敵せず(しゅうかてきせず)
【例文】
- 多勢に無勢で、あの大軍にはかないっこない。
- 多勢に無勢、まず勝ち目のない戦いだ。
- 多勢に無勢だから、ここはひとまず退却することにしよう。