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「多勢」の意味と使い方や例文!「多勢に無勢」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
多勢

【読み方】
たぜい

古くは「たせい」と読んだ。

【意味】
人数の多いこと。大勢。

【語源・由来】
「多」は「数や量がおおい。」
「勢」は「むれ。人の集まり。」

【類義語】
大勢、大人数

【対義語】
無勢

多勢(たぜい)の使い方

ともこ
健太くん。相当やられたわね。
健太
多勢に無勢だよ。一人で十人と渡り合ったんだよ。
ともこ
完膚なきまでに叩きのめされたわね。
健太
一人の力じゃ限界があるよ。

多勢(たぜい)の例文

  1. 多勢に無勢の状況になってしまうと、これを切り抜けるのは至難の業です。
  2. 多勢に無勢で情勢は我々に不利だった。
  3. その案は多勢に無勢であきらめざるを得なかった。
  4. 多勢に無勢で為す術がなかった。
  5. 多勢に無勢でありながら首都を守りぬいた。

「多勢に無勢」とは?

多勢」を用いた表現の一つに「多勢に無勢(たぜいにぶぜい)」があります。

多勢に無勢」とは、多人数の敵に対して、味方はわずかで、とうていかなわないことという意味です。

【類義語】
・衆寡敵せず(しゅうかてきせず)

【例文】

  1. 多勢に無勢で、あの大軍にはかないっこない。
  2. 多勢に無勢、まず勝ち目のない戦いだ。
  3. 多勢に無勢だから、ここはひとまず退却することにしよう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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