姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「断言」の意味と使い方や例文!「明言」「公言」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
断言

【読み方】
だんげん

【意味】
はっきりと言い切ること。明言すること。

【語源・由来】
「断」は「きめる。さだめる。さばく。」
「言」は「いう。話す。述べる。」

【類義語】
宣言、断定

断言(だんげん)の使い方

健太
ともこちゃんは、彼が嘘をついてると断言できるの?
ともこ
ええ。間違いなく断言できるわ。
健太
証拠があるの?
ともこ
録音した音声があるのよ。

断言(だんげん)の例文

  1. このことについて父がすでに交渉に着手していなかったとは断言できない。(モーパッサン、くびかざり)
  2. その事件が起こったのは大昔のことなのに、どうしてそう断言できるの?あなたはほんの子どもだったんでしょう。(ルブラン、オルヌカン城の謎)
  3. それは根も葉もない噂だと断言できるよ。
  4. 彼はその問題に対して断言を避けた。
  5. 彼は、自分は無実だと断言している。

「断言」と「明言」「公言」との違いは?

断言」に似ている語に「明言(めいげん)」「公言(こうげん)」があります。

「断言」と「明言」の違いは?

明言」とは、「はっきり言うこと。言明。」という意味です。

断言」も「明言」も、はっきりと言うことをいいます。

しかし「断言」は、しっかりした根拠や信念に基づいて、相手にはっきり言うことをいいます。

対して「明言」は、相手に対して隠すところなく、はっきり言うことをいいます。

「断言」と「公言」の違いは?

公言」は、「隠し立てせず人前で公然ということ。おもてだって言うこと。」という意味です。

明言」も「公言」も、言うことという意味があります。

しかし「明言」は、はっきり言うことをいいます。

対して「公言」は、人前で公然と言うことをいうので意味が違います。