【二字熟語】
停戦
【読み方】
ていせん
【意味】
交戦中の両軍が何らかの目的のため、合意の上で一時的に戦闘行為を中止すること。
【語源・由来】
「停」は「一時的にやめる。中止する。」
「戦」は「武器をもって敵と争う。たたかい。いくさ。」
【類義語】
継戦
【対義語】
開戦、交戦
停戦(ていせん)の使い方
空手部と柔道部は仲が悪かったわよね。
今は停戦中なんだ。
何かあったの?
お互い協議した結果、今は仲よくした方が得策だという結論に至ったんだよ。
停戦(ていせん)の例文
- 停戦協定を結ぶ。
- 停戦に合意する。
- 一部の兵士が、停戦の成立を無視した。
- 求められているのは停戦ではなく恒久的な平和だ。
- 停戦中だが、間もなく再開されるだろう。
「停戦」と「休戦」の違いは?
「停戦」に似ている語に「休戦(きゅうせん)」があります。
「休戦」は、
①戦争中、合意により戦闘行為を一時中止すること。
②争いごとを一時中止すること。
という意味です。
「停戦」も「休戦」も、一時的に戦闘行為を中止することをいいます。
ほぼ同義語ですが、「停戦」は多く、全面的な戦闘の終結を前提としない点が、「休戦」との違いと言えます。