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「停戦」の意味と使い方や例文!「休戦」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
停戦

【読み方】
ていせん

【意味】
交戦中の両軍が何らかの目的のため、合意の上で一時的に戦闘行為を中止すること。

【語源・由来】
「停」は「一時的にやめる。中止する。」
「戦」は「武器をもって敵と争う。たたかい。いくさ。」

【類義語】
継戦

【対義語】
開戦、交戦

停戦(ていせん)の使い方

ともこ
空手部と柔道部は仲が悪かったわよね。
健太
今は停戦中なんだ。
ともこ
何かあったの?
健太
お互い協議した結果、今は仲よくした方が得策だという結論に至ったんだよ。

停戦(ていせん)の例文

  1. 停戦協定を結ぶ。
  2. 停戦に合意する。
  3. 一部の兵士が、停戦の成立を無視した。
  4. 求められているのは停戦ではなく恒久的な平和だ。
  5. 停戦中だが、間もなく再開されるだろう。

「停戦」と「休戦」の違いは?

停戦」に似ている語に「休戦(きゅうせん)」があります。

休戦」は、
①戦争中、合意により戦闘行為を一時中止すること。
②争いごとを一時中止すること。

という意味です。

停戦」も「休戦」も、一時的に戦闘行為を中止することをいいます。

ほぼ同義語ですが、「停戦」は多く、全面的な戦闘の終結を前提としない点が、「休戦」との違いと言えます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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