姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「要塞」の意味と使い方や例文!「砦」「城塞」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
要塞

【読み方】
ようさい

【意味】
国防上の要所につくった軍事的防備施設。監視所や砲台などを備える。

【語源・由来】
「要」は「大切なところ。かなめ。」
「塞」は「とりで。要害の地。」

【類義語】
防塞、堡塁、塁

要塞(ようさい)の使い方

健太
シーランド公国って知ってる?
ともこ
イギリス海軍が放棄した要塞に住み着いて、世界最小の独立国家を名乗っている国ね。
健太
イギリスに訴えられたにも関わらず、裁判で勝ったというんだから二度びっくりだよ。
ともこ
でも世界で、この国を承認している国はないのよ。老朽化したこの要塞は、あと何年もつのかしらね。

要塞(ようさい)の例文

  1. 街を要塞化する。
  2. あの崖は天然の要塞だ。
  3. 攻撃に備えて要塞を築く。
  4. 難攻不落の要塞だ。
  5. オーストラリアは要塞化政策を打ち出した。

「要塞」と「砦」「城塞」の違いは?

要塞」に似ている語に「(とりで)」「城塞(じょうさい)」

があります。

「要塞」と「砦」の違いは?

」は、
①本城の外の要所に築く小規模な城。出城。柵塁 (さくるい) 。
②外敵の攻撃を防ぐための建造物。要塞。

という意味です。

要塞」も「」も、外敵の攻撃を防ぐための建造物をいいます。

しかし「」は、軍事目的で造られた小規模な城をいいます。

対して「要塞」は、国防上、重要な拠点に建てられた比較的大きな建物をいいます。

「要塞」と「城塞」の違いは?

城塞」は、「城ととりで。また、城やとりで。」

という意味です。

城塞」は、城と砦のことをいいます。

対して「要塞」は、国防上の要所につくった軍事的防備施設をいうので意味が違います。

【スポンサーリンク】