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「適度」の意味と使い方や例文!「適当」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
適度

【読み方】
てきど

【意味】
程度がほどよいこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「適」は「ぴったり当てはまる。かなう。」
「度」は「程度がほどよいこと。また、そのさま。」

【類義語】
適当、適量、程々

【対義語】
極度、過度、絶対、過激

適度(てきど)の使い方

ともこ
健太くん。毎日走っているの?
健太
そうなんだ。適度な運動は健康のためになるって聞いたからね。
ともこ
過ぎたるは猶及ばざるが如しっていって、過度な運動は身体を壊すことがあるけど、適度な運動は健康にいいわよね。
健太
そうそう。何事も適度が良いよね。

適度(てきど)の例文

  1. エサは欲しがったらあげるのではなく、時間を決めて適度にあげてください。
  2. 室温を適度な温度に保つ。
  3. たしなむ程度の適度な酒なら飲んでも構いませんよ。
  4. 適度の寒さが脳細胞の活動に必要な刺激をあたえてくれるのであろう。(湯川秀樹、創造的人間)
  5. この喫茶店は、適度に暗くて本に集中することができて好きだ。

「適度」と「適当」の違いは?

適度」に似ている語に「適当(てきとう)」があります。

適当」は、
①ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。
②程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。
③やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。

という意味です。

適度」も「適当」も、程度がほどよいことをいいます。

しかし「適当」には、あてはまる、ふさわしい、いいかげんという意味がある点が違います。

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