【二字熟語】
適切
【読み方】
てきせつ
【意味】
よく適合していること。ぴったりあてはまること。
【語源・由来】
「適」は「かなう。ふさわしい。あてはまる。」
「切」は「ぴったりあう。」
【類義語】
適当、適宜
【対義語】
不適切
適切(てきせつ)の使い方
今年はインフルエンザが流行しなかったね。
適切な対応をすれば感染を防ぐことができるってわけね。
今まで、予防のために消毒もマスクもすることなんてなかったなあ。
何事にも適切な対応は大事よね。
適切(てきせつ)の例文
- ともこちゃんの指摘は適切なものでした。
- 適切な言葉が思い浮かばない。
- ともこちゃんの適当な処置のおかげで助かった。
- 適切な予防策を講じる。
- 適切な人材を選ぶ。
「適切」と「適正」や「適当」の違いは?
「適切」に似た語に「適正」や「適当」があります。
「適正」はよくあてはまって正しいこと。(例:適正な評価。適正価格。)
「適当」は
①ある状態や目的などに、ほどよくあてはまること。(例:適当な人物。適当な広さ。)
②その場に合わせて要領よくやること。いい加減。(適当にあしらう。)
【三語の違い】
「適切」「適正」「適当」の違いは許容範囲です。
適当>適切>適正という順になります。
ほどよくという意味の「適当」が一番許容範囲が広く、ぴったりという意味の「適切」が続きます。
そして「適正」は、何らかの基準との比較で正しいかどうかの判断がなされるので、使える範囲はさらに狭いです。