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「低廉」の意味と使い方や例文!「廉価」「安価」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
低廉

【読み方】
ていれん

【意味】
金額が安いこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「低」は「程度・価値などがひくい。」
「廉」は「安い。」

【類義語】
安価、廉価、安値

【対義語】
高価

低廉(ていれん)の使い方

健太
日本人の給料は、先進国の中で低廉なんだって。
ともこ
なんでもかんでも世界基準で物事を考えるのはよくないわよ。
健太
道行く人たちの表情が以前より暗いと思わない?きっと給料が下がっているんだよ。
ともこ
言われてみればそうかも。

低廉(ていれん)の例文

  1. 市場競争で運賃が低廉化している。
  2. 量産で低廉化に成功しました。
  3. 携帯電話の利用料金の低廉化が求められる。
  4. 電力自由化で電気料金の低廉が図られるといい。
  5. この銀行は、振込手数料が比較的低廉なんです。

「低廉」と「廉価」「安価」の違いは?

低廉」に似ている語に「廉価(れんか)」「安価(あんか)」があります。

「低廉」と「廉価」の違い

廉価」は、「値段が安いこと。安い値段。また、安いさま。安価。」という意味です。

廉価」は値段が安いことをいいます。対して「低廉」は、給与などの金額が安いことをいい、必ずしも物の値段について使うとは限らないという違いがあります。

「低廉」と「安価」の違い

安価」は
①値段の安いこと。また、そのさま。(例:安価な商品。)
②価値の低いこと。安っぽいこと。また、そのさま。(例:安価な同情。)

という意味です。

安価」は「値段が安い。価値が低い。」という意味ですが、「低廉」は、給料などが低いという意味で使われ、必ずしもものの値段について使うとは限らないという違いがあります。

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