【二字熟語】
途方
「十方」「斗方」とも書く。
【読み方】とほう
【意味】
①多くの方向。向かう方向。
②てだて。方法。手段。
③すじみち。道理。
【語源・由来】
向かうべき方向の意。
【類義語】
方法、手段、道理
途方(とほう)の使い方
昨日、迷子になって途方に暮れていた時に、お巡りさんに助けてもらったんだ。
お巡りさんは、みんなのヒーローよね。
空想のゴレンジャーと違って、実在する正義のヒーローだよね。
途方に暮れた時に助けてもらえるって思うと、安心して暮らすことができるわよね。
途方(とほう)の例文
- 家の鍵をなくして途方に暮れている。
- 健太くんは、悪魔と契約をして途方もない力を手に入れた。
- 彼のアイディアは、途方もない突飛なものだった。
- この先どうすれば良いのか、途方投げ首だ。
- 彼は、途方もない額を吹っ掛けてきた。
「途方もない」とは?
「途方」を用いた表現の一つに「途方もない」があります。
「途方もない」とは、「道理に合わない。並々でない。ずぬけている。」という意味です。
【類義語】
・とんでもない
・とてつもない
・とっぴょうしもない
・とんだ
・大それた
・もってのほか
【例文】
- このちっぽけな島国と違って、海は途方もなく広い。
- 健太くんは、分不相応な途方もない夢を抱いてる。
- そんな途方もない要求をのめるはずがない。