【二字熟語】
特化
【読み方】
とっか
【意味】
ある特定の部分に重点を置くこと。業務内容を限定し、専門化すること。
【語源・由来】
「特」は「他と異なってそれ一つだけのさま。それだけ目立って著しいさま。」
「化」は「前と違った姿・状態になる。」
【類義語】
独特、ニッチ
【対義語】
一般化
特化(とっか)の使い方
最近、ダニが多くて困っているの。
このハンディークリーナーを使うと良いよ。
小さな掃除機ね。これでダニを吸い取るの?
布団のダニや埃を吸い取るように特化された掃除機だから、ぐいぐい吸い取るよ。
特化(とっか)の例文
- 環境問題に特化して議論を行う機会を設けよう。
- 専門分野に特化することで、企業として生き延びよう。
- この店は、映えることに特化した商品を開発、販売しています。
- 彼は、ゴールを奪うことに特化した選手で、ディフェンスやアシストは得意ではない。
- 収益の出たジャンルに特化していく方針です。
「特化」と「専門」の違いは?
「特化」に似ている語に「専門(せんもん)」があります。
「専門」とは、
①限られた分野の学問や職業にもっぱら従事すること。また、その学問や職業。
②もっぱら関心を向けている事柄。
という意味です。
「特化」は、業務内容を限定し、「専門」化することをいいます。
なので、「特化」には「専門」の意味がありますが、「専門」化することをいうので使い方が違います。