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「採算」の意味と使い方や例文!「採算が取れない」とは?(類義語)

【二字熟語】
採算

【読み方】
さいさん

【意味】
利益があるかどうか、収支を計算してみること。商売や事業の、収支のつりあい。

【語源・由来】
「採」は「とる。えらびとる。」
「算」は「かぞえる。かぞえること。」

【類義語】
収益

採算(さいさん)の使い方

健太
ともこちゃん。文化祭に移動動物園を呼ぼうよ。
ともこ
採算は合うの?
健太
採算を考えないといけないの?
ともこ
生徒会に潤沢な予算があるわけないでしょう。もっと現実的なアイディアを出して。

採算(さいさん)の例文

  1. 作家人生30周年を記念して、採算を度外視して豪華な装丁にしました。
  2. 採算が見込めないとして、この企画はお蔵入りになりました。
  3. 採算がとれている劇団は、この世の中ほんの一握りだろう。
  4. 4分の1以上埋まらなければ、採算に合わない。
  5. いい考えだと思ったのだが、採算面から頓挫してしまいました。

「採算が取れない」とは?

採算」を用いた表現の一つに「採算が取れない(さいさんがとれない)」があります。

採算が取れない」とは、事業などの収支のつりあいがとれないことをいいます。

【例文】

  1. 原料が高騰し採算が取れない
  2. 採算が取れないため、その事業から撤退することになりました。
  3. 地方は過疎化が進み、採算が取れない路線が多い。
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