【二字熟語】
突飛
【読み方】
とっぴ
【意味】
並み外れて風変わりなさま。また、あまりにも思いがけないさま。奇抜。
【語源・由来】
元、主人から咎めを受ける意の「突鼻」からか。
【類義語】
奇抜、風変わり、奇想天外、意外
【対義語】
常識的、平凡
突飛(とっぴ)の使い方
原宿は、突飛な服装をした若者でいっぱいね。
普通の格好の僕たちが浮いて見えるよ。
せっかくだから、突飛な服を買って着替えて歩きましょうか。
それも楽しそうだ。
突飛(とっぴ)の例文
- 犯人がね、その突飛千万な思いつきを試験するために使用したものだよ。(江戸川乱歩、江戸川乱歩全短編2)
- 彼は、突飛な発想でも真剣に聞いてくれる。
- 健太くんは、しばしば突飛な行動を見せる。
- それは、およそ僕には考えもつかないほど突飛なものだった。
- その企画は、思ったよりも突飛ではないと気付いた。
「突飛な考え」とは?
「突飛」を用いた表現の一つに「突飛な考え(とっぴなかんがえ)」があります。
「突飛な考え」とは、思いもよらない並はずれて奇抜な考え、人の意表をついた考えのことをいいます。
【例文】
- それは突飛な考えだったが、そこまで否定できない。
- あまりに突飛な考えすぎて、なんだか信憑性がなかった。
- 若い時は、突飛な考えを起こして、人に迷惑を掛けたものだ。