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「到達」の意味と使い方や例文!「達成」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
到達

【読み方】
とうたつ

【意味】
ある状態・目的に行きつくこと。

【語源・由来】
「到」は「目的の場所まで行き着く。」
「達」は「目的・目標とするところに行きつく。」

【類義語】
到着

【対義語】
未達、未踏

到達(とうたつ)の使い方

健太
ともこちゃんは、いつまでピアノを習い続けるの?
ともこ
世界レベルに到達するまでは続けたいわ。
健太
それはすごい目標だね。
ともこ
目標は高くもたないとね。

到達(とうたつ)の例文

  1. 結論に到達する。
  2. プロの域に到達する。
  3. 津波の到達予想時刻が速報で流れた。
  4. 富士山頂に到達した。
  5. ようやく完成の域に到達した。

「到達」と「達成」の違いは?

到達」に似ている語に「達成(たっせい)」があります。

達成」は、「成し遂げること。目的を果たすこと。」という意味です。

到達」は、ある程度難しい目標に行きつくことをいいます。

対して「達成」は、目的を成し遂げることをいいます。「新記録を達成する」のように、あらかじめ目標として定めた段階に「到達」することをいいます。

「北極点到達の偉業を達成した」というように、「到達」には成し遂げるという意味はありません。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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