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「初志」の意味と使い方や例文!「初志貫徹」とは?(類義語)

【二字熟語】
初志

【読み方】
しょし

【意味】
初めに思い立った希望や考え。最初の志。

【語源・由来】
「初」は「物事のはじめ。はじめの時期・段階。」
「志」は「こころざす。こころざし。心のめざすところ。」

【類義語】
初心

初志(しょし)の使い方

ともこ
最後まであきらめず初志を貫いて、メダルを手にした健太くんは偉いわね。
健太
夢の為ならどうってことはなかったよ。
ともこ
貫き通すことは、何よりも難しいのよ。
健太
これからも、新たな目標に向かって頑張り続けるよ。

初志(しょし)の例文

  1. 初志を忘れない。
  2. 初志を貫徹することにした。
  3. 親の反対に屈し、初志を貫ききれなかった。
  4. 彼の初志を翻させることはできない。
  5. 初志を貫き夢をつかんだ。

「初志貫徹」とは?

初志」を用いた語に「初志貫徹(しょしかんてつ)」があります。

初志貫徹」は、最初に決めた志を最後まで持ち続けることをいいます。

貫徹」は、貫き通すことをいいます。

途中で望みを妨げるようなできごとがあっても、それを乗り越えて初めの志を遂げるような場合に使います。

【例文】
初志貫徹で、学者になりたいという夢を持ち続ける。
・どちらにするか迷った挙句、初志貫徹することにしました。

【類義語】
・終始一貫(しゅうしいっかん)
・首尾一貫(しゅびいっかん)
・首尾貫徹(しゅびかんてつ)
・脈絡通徹(みゃくらくつうてつ)