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「痛恨」の意味と使い方や例文!「痛恨の極み」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
痛恨

【読み方】
つうこん

【意味】
ひどく残念がること。たいへんうらみに思うこと。

【語源・由来】
「痛」は「心がいたむ。苦しむ。なやむ。」
「根」は「物のねもと。ねざすところ。おおもと。よりどころ。」

【類義語】
痛手、痛烈

【対義語】
会心

痛恨(つうこん)の使い方

健太
彼に打たれた一球は、痛恨の一球だったなあ。
ともこ
嘆かわしい一球だったわよね。あれで試合の流れが変わってしまったしね。
健太
時を巻き戻せたらいいなあ。
ともこ
時を巻き戻すことはできないけれども、未来の健太くんが、今日よりいい一球を投げればいいのよ。

痛恨(つうこん)の例文

  1. 痛恨のミスで代表を逃しました。
  2. 何者かの手によって出品作品が破壊されたことは、まことに痛恨極まりない。
  3. 母に出世した姿を見せられなかったのが痛恨事だった。
  4. 彼があの若さで亡くなったのは、痛恨の極みだ。
  5. 私は痛恨の過ちを犯してしまったのだ。

「痛恨の極み」とは?

痛恨」を用いた表現の一つに「痛恨の極み(つうこんのきわみ)」があります。

痛恨の極み」の「極み」とは、「きわまるところ。物事の行きつくところ。極限。限り。きわまり。」という意味です。

痛恨の極み」とは、これ以上ない程に残念であるという意味です。

【例文】

  1. 彼の裏切りは、我々の陣営にとって痛恨の極みだった。
  2. 判決では、災害によるシビアアクシデントが発生する可能性を認識していながら、対策を先送りしたことは、被害者にとって誠に痛恨の極みとしています
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