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「脇目」の意味と使い方や例文!「脇目も振らない」とは?(類義語)

【二字熟語】
脇目

【読み方】
わきめ

【意味】
①目をわきにそらすこと。わき見。よそ見。
②わきから見ること。おかめ。傍観。

【語源・由来】
目を脇にそらす意。

【類義語】
よそ見、わき見

脇目(わきめ)の使い方

ともこ
事故があったのね。
健太
脇目をして運転を誤ったみたいだよ。
ともこ
前方不注意は運転する資格がないわよね。
健太
車という凶器を操作しているんだという自覚をもたないといけないよね。

脇目(わきめ)の例文

  1. 若い頃は、脇目も振らず執筆活動を続けた。
  2. しかし岸本はもっと広い自由な世界をめがけて脇目もふらずに急ごうとした。(島崎藤村、新生)
  3. 階下には軍隊手袋を内職にしてゐる婆さんが脇目もふらずに仕事をしてゐた。(坂口安吾、雨宮紅庵)
  4. 脇目には楽しそうに見えたが、当の本人はつらかったようだ。
  5. 猫を飼うようになってから、夫は職場から脇目もふらずに帰ってきます。

「脇目も振らない」とは?

脇目」を用いた表現の一つに「脇目も振らない(わきめむふらない)」があります。

脇目も振らない」とは、わき見もせず、専心その事につとめるさまにいいます。

【例文】

  1. 余計なことは一切考えず、脇目も振らないで勉強した。
  2. 脇目も振らないでここまで走って来た。