【二字熟語】
野蛮
【読み方】
やばん
【意味】
①文化が開けていないこと。また、そのさま。
②教養がなく、粗野なこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「野」は「いやしく荒々しい。」
「蛮」は「下品で乱暴なこと。」
【類義語】
荒い、荒っぽい、荒荒しい、乱暴、がさつ
【対義語】
知的、文明
野蛮(やばん)の使い方
ご飯とお味噌汁を混ぜて食べるなんて野蛮だわ。
いろんな食べ方があっていいじゃない。
多様性ってやつ?
そうそう。認め合う気持ちが大事なんだよ。
野蛮(やばん)の例文
- 道路に唾を吐き捨てるなんて野蛮な行為だ。
- それは野蛮な風習だ。
- 暴力に訴えるとは野蛮極まりない。
- 戦国時代は、野蛮草昧な世の中だった。
- 野蛮未開の時代より豊かで便利になったが、心は貧しくなっている可能性は否めない。
「野蛮人」とは?
「野蛮」を使った語に「野蛮人(やばんじん)」があります。
「野蛮人」は、「野蛮な人。未開人。えびす。」という意味です。
【例文】
- 宣教師のフロイスは、豊臣秀吉を野蛮人と書き残している。
- 先住民は野蛮人という考えは、白人至上主義に基づく。
- 日本人は一部の地域では、今でも刀を持って歩いている野蛮人だと思われている。