【二字熟語】
矢鱈
【読み方】
やたら
【意味】
みだり。むやみ。
【語源・由来】
「矢鱈」は当て字。むやみに速く奏する意の「やたら拍子」からとされる。
【類義語】
みだり、むやみ
矢鱈(やたら)の使い方
最近矢鱈に忙しそうだね。
先生から大量の雑用を押し付けられているのよ。
先生に弱みでも握られているの?
そうなのよ。逆らえないのよ。
矢鱈(やたら)の例文
- 歌舞伎のかけ声は、無闇矢鱈に声をかけるものではなく、ちゃんとルールがある。
- 街を歩いていると、矢鱈そのキャラクターが目につく。
- ともこちゃんは、その事を矢鱈気にしているようだ。
- 春は矢鱈に眠くてどうしようもない。
- 彼女がその子を矢鱈かわいがるのには理由があるんだろうか。
「滅多矢鱈」とは?
「矢鱈」を用いた表現の一つに「滅多矢鱈(めったやたら)」があります。
「滅多矢鱈」とは、「むやみ。むちゃくちゃ。」という意味です。
「滅多矢鱈」は当て字です。
【例文】
- 滅多矢鱈に当たり散らしてはいけない。
- 滅多矢鱈なことは言えない。
- 海外からの旅行客が、百貨店で滅多矢鱈にブランド品を買いまくる。