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「矢鱈」の意味と使い方や例文!「滅多矢鱈」とは?(類義語)

【二字熟語】
矢鱈

【読み方】
やたら

【意味】
みだり。むやみ。

【語源・由来】
「矢鱈」は当て字。むやみに速く奏する意の「やたら拍子」からとされる。

【類義語】
みだり、むやみ

矢鱈(やたら)の使い方

健太
最近矢鱈に忙しそうだね。
ともこ
先生から大量の雑用を押し付けられているのよ。
健太
先生に弱みでも握られているの?
ともこ
そうなのよ。逆らえないのよ。

矢鱈(やたら)の例文

  1. 歌舞伎のかけ声は、無闇矢鱈に声をかけるものではなく、ちゃんとルールがある。
  2. 街を歩いていると、矢鱈そのキャラクターが目につく。
  3. ともこちゃんは、その事を矢鱈気にしているようだ。
  4. 春は矢鱈に眠くてどうしようもない。
  5. 彼女がその子を矢鱈かわいがるのには理由があるんだろうか。

「滅多矢鱈」とは?

矢鱈」を用いた表現の一つに「滅多矢鱈(めったやたら)」があります。

滅多矢鱈」とは、「むやみ。むちゃくちゃ。」という意味です。

滅多矢鱈」は当て字です。

【例文】

  1. 滅多矢鱈に当たり散らしてはいけない。
  2. 滅多矢鱈なことは言えない。
  3. 海外からの旅行客が、百貨店で滅多矢鱈にブランド品を買いまくる。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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