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「躍進」の意味と使い方や例文!「飛躍」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
躍進

【読み方】
やくしん

【意味】
①踊りあがって進むこと。勢いよく突進すること。
②急激に進歩・発展すること。

【語源・由来】
「躍」は「おどる。おどりあがる。とびはねる。」という意味で「踊りあがって進むこと」という意味。

【類義語】
飛躍、進歩、発展

【対義語】
凋落(ちょうらく)

躍進(やくしん)の使い方

健太
あそこにサッカー選手がいるよ。
ともこ
2部降格の危機から、リーグ制覇というチームの躍進に大きく貢献した選手よね。
健太
優勝を決めたゴール、かっこよかったよね。
ともこ
今でも脳裏に焼き付いているわ。

躍進(やくしん)の例文

  1. その商品のヒットのおかげで、業界一位に躍進した。
  2. 選挙前の予想通り、弱小と言われ続けた政党が躍進した。
  3. 技術躍進に大きく貢献した。
  4. 健太くんの最近の躍進ぶりは、目を見張るものがある。
  5. その漫画のヒットで、掲載雑誌の発行部数が躍進した。

「躍進」と「飛躍」の違いは?

躍進」に似た語に「飛躍(ひやく)」があります。

  • 躍進」は「急激に進歩・発展すること
  • 飛躍」は「急速に進歩すること
    で同義です。

飛躍」には「話が飛躍する」「論理の飛躍」のように「(論理などが)正しい順序・段階をふまず先に進むこと」という意味があり、その点が「躍進」と異なります。