【二字熟語】
容赦
【読み方】
ようしゃ
【意味】
①ゆるすこと。大目に見ること。許容。
②(「用捨」とも書く)遠慮すること。控え目にすること。
【語源・由来】
「容」は「聞き入れる。受け入れる。ゆるす。」
「赦」は「罪をゆるす。」
【類義語】
勘弁、手加減、赦す
【対義語】
全力、糾弾、呵責
容赦(ようしゃ)の使い方
あの会社の従業員の多くが、情け容赦ないリストラの対象になったんだって。
あの会社のイメージが悪くなったわ。
社員を大事にできない会社は、良いものをつくることができないよね。
そういう会社に限って、重役はたくさんの給料をもらっているしね。
容赦(ようしゃ)の例文
- 平にご容赦ください。
- 容赦なく借金を取り立てる。
- 失礼の段はご容赦ください。
- 素人だからと言って容赦しない。
- 容赦なく時が過ぎていく。
「ご容赦願います」とは?
「容赦」を用いた語に「ご容赦願います(ごようしゃねがいます)」があります。
「ご容赦願います」は、「返品はご容赦願います」のように、相手の要求を拒否する婉曲表現として用いることがあります。
「ご容赦願います」は、容赦を願いますということで、許してほしいという気持ちを謙譲の敬語で表現した語です。
目上に使える?
「ご容赦願います」は、謙譲表現なので、自分をへりくだって相手に敬意を示す表現です。
なので目上の人に対して使うことができます。
「セール品の返品・交換はご容赦願います」という表現で、お客様に対して使われます。