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「要諦」の意味と使い方や例文!「要諦を穿つ」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
要諦

【読み方】
ようてい

【意味】
物事の最も大切なところ。

【語源・由来】
「要」は「大切なところ。かなめ。」
「諦」は「締めくくり。まとめ。」

【類義語】
要所、秘訣、肝心、大事

【対義語】
些細、瑣末

要諦(ようてい)の使い方

健太
成績をアップさせる要諦って何かな。
ともこ
丸暗記しないで、しっかり理解することね。
健太
数学の公式を丸暗記していたよ。
ともこ
丸暗記だと本当の理解につながらなくて。応用問題を解くことができないのよ。勉強の要諦は興味を持つことね。興味をもって深く知ることで勉強への姿勢が大きく変わるわ。

要諦(ようてい)の例文

  1. できるだけ長く働いてもらうことが正社員のピープルマネジメントの要諦です。
  2. 商売の要諦は広告や宣伝にあります。
  3. 自ら考えるチームになる要諦は、トップダウンではなく、主体性を持った日々の練習にある。
  4. 前述のように、まず意慾が働いてのち、つづいて表現が問題となる。一般の文章ならば、最も適切に分り易く表わすことが表現の要諦である。(坂口安吾、意恣的創作文章の形式と方法)
  5. およそ物を成功させようという要諦は、いずれにしましても、道はひとつであると言えるようです。その第一は人間の真心です。(北大路魯山人、料理する心)

「要諦を穿つ」とは?

要諦」を用いた表現の一つに「要諦を穿つ(ようていをうがつ)」があります。

要諦を穿つ」の「穿つ」は、物事の本質を的確に言い表すという意味です。

要諦を穿つとは、物事の最も大切なところを言い表すことです

【例文】

  1. 彼の言っていることは要諦を穿つ
  2. 要諦を穿つ捜査で、事件の早期解決を図る。
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